ヨハネスブルグの天使たちの感想

私以外が読んでも無駄な感想文。

 

若き主人公は天使を救うことは出来なかった。天使も同様に自らを救うことは出来なかった。それは終わりの見えない絶望の中で見つけた、唯一の楽しみである主人公たちの負担となることを容認出来なかったからだ。

 

これは数十年にも及ぶ重厚な物語でありながら、短編としての爽やかな読み応えのあるとても不思議な作品に感じた。

とは言え、正直に言えば一度目読んだ時には、どこか文章を上滑りしていたことは、後にこの文章を読むかもしれない自分に伝えておきたい。それは私自身の想像力と知識の不足による情景想起の精度が低かったからである。

 

しかしそれでも何かが残った。だからこそ、私は即座に二回目を読み始めたのである。

物語の深い考察は私には力不足となる為、それはどこにも残さない。それ以上に気になる点として、以下に挙げたい。

 

・主人公の少年時代と、その三十年後の物語のページ数比率がその年数と比べて少ないながらも、確かにその三十年の間の物語を読んできたかのような重厚感を何故感じたか。

 

何度読み返しても、その謎が解けない。それがもしもわかることがあったなら追記してほしい。

 

それにしてもラストシーンの国家を歌う部分がとにかくたまらなく好きだ。

 

しかしこれは感想と言えるのか、と言いたいくらい文章がテキトーでしっちゃかめっちゃかだな。