トラウマ表出後の夢

 私にはたくさんのトラウマがある。思い出したくないこと程度のものや、少し意識するだけで恐怖を感じるものなど多岐にわたるが、自分の中で最も大きい存在のものがある。

 

 それは中学生の頃、仲の良かった(正確には小学生の時に仲の良かった)女子が亡くなったことだ。どうして亡くなったのか、その真相は当時から現在にかけて不明である。

 サッカーが好きで、中学に女子サッカー部が無いことにしょげていた彼女。ショートカットの快活な笑顔をする彼女。僕は、多分好きだった。本当に彼女のことが。だから、僕は彼女のことを応援していた。言葉に出して、心のなかで。彼女が楽しめるよう、例えば中学に女子サッカー部が出来ることとか、あるいは進学する高校に女子サッカー部があることを望んだ。

 

 そして僕はその真相を知りたくはない。何故なら恐らく亡くなる前の日の彼女の顔を見たから。僕が出掛けようとして家の近くを歩いていた時、近くに住んでいた彼女が自転車で傍を通りかかったのだ。

 僕はどうしてその時声を掛けられなかったのだろう。とても。とても暗い顔をしていた。あの時声を掛けていれば、何かが変わっていたのかもしれない。

 僕は何も知りたくない。それでも。彼女が亡くなった先で幸せにいてることを望んでいる。そしてもしも彼女を不幸に陥れた人が居るなら。死んで欲しい。

 僕も同罪だ。見て見ぬふりをしたことがあるはずだ。嫌なことを記憶から消すんじゃない。死ね。死ね。僕は死にたい。もう嫌だ。

 

僕は彼女が好きだ。今も。僕は死んでからも合わせる顔が無い。もう無い。クズ人間で。だから死んでも会えない。ごめんなさい。もう嫌だ。

もちろん今居る彼女も大好きだ。けれど、多分違う。この亡くなった彼女への感情はもう違う。

トラウマめいた好きだ。こうして文章に残すのは初めてだ。今までずっと思い出すことを拒否していたから。書いている内に息が荒くなってきた。

またいつか一緒に遊びたい。もし、彼女が生まれ変わっているなら、幸せになって欲しい。

 

せめて墓参りだけでもしたいと思っていたけれど、その場所さえわからない。もう、多分一生会うことはない。

 

誰か殺して欲しい。僕を。苦しまずに死にたい、なんてワガママくらいは通して欲しいけど。死にたい。殺してくれ。大好きだった。そう思う自分も嫌いだ、良い思い出にしようとしないでくれ。

 

こうして苦しむうちは、彼女のことを忘れていないということ。忘れていないから幸せだ。もう顔も思い出せないけれど、大好きだ。死なせてくれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ああああああああああ

書きなぐった!まだまだ言葉が出てくるけれど、もうおしまいだ。今日はこの辺で終わりにするよ。

さよならまた今度。今度なんて無いか。死ね、俺。